今回、誰もが一度は聞いたことがあり、経営学でも使われている言葉を、最幸の結果が出るように再定義し、誰にでもわかるように、それらを公開しました。正確な言葉の辞書ではありませんが、本WEBサイトによって、一人でも多くの方々が、自分の無限の可能性を信じて行動し、夢や目的を実現するきっかけとなれば、それほど嬉しいことはありません。
すべての事象に、大切な意味を見出すことができます。それに伴って、自分の気持ちが変わり、行動が変わり、未来が変わります。
言葉一つであっても、どのような意味を見出すか、どのように解釈するかによって、やる気にもなれば、やる気を失うことにもなります。
私たちは、言葉の意味をあらかじめ自分で決めています。それは、誰かから聞いたり、自分が体験したりしたことで、いつの間にかそう思い込んでしまっているだけかもしれません。しかし、その意味にしたがって、やる気になったり、やる気を失ったりすることがあるのです。
様々な言葉の中には、かなり極端な解釈もあるかもしれません。しかし、物事はすべて、自分がどう受け止めて、どう解釈するかで、未来をどうにでも変えることができるんだということを、お伝えしたいと思いました。私をここまで導いてくれたかけがえのない宝物の言葉たちです。
夢と勇気と笑顔に満ちた社会を創ることが、私の使命と思っております。本WEBサイトを御覧いただいた皆様に心より感謝いたします。
株式会社アントレプレナーセンター
福島正伸
ー 真経営用語辞典のはじまり ー
福島正伸の体験エピソード
【天職とは】
私の天職って、何だろう?
私の可能性を発揮できる仕事って、何だろう?
私は・・・・・・、何をしたいんだろう?
他人に相談しても、わからない。他人の勧めに、自分の気持ちが動かない。
そもそも、他人が私の天職を決めることはできない。
職業別の電話帳には1000の職業が載っている。
しかし、どれを見ても、やってみたい仕事がない。
いくら考えても、心がワクワクするような仕事がない。
私には、天職が、ありません。
でも、天職だと思って仕事をしている人がいる。
私の家の近くの八百屋さん。私の家の近くの魚屋さん。
私の家の近くのクリーニング屋さん………………。
みんな、いきいきと仕事をしている。
みんな、輝いている。
みんな、納得して仕事をしている。
みんな、自分の仕事だと思って仕事をしている。
みんな、自分らしく仕事をしている。
私は・・・いきいきと仕事をしようとしていない。
私は・・・自分の仕事にしようと思っていない。
私は・・・自分らしさを忘れている。
そうか!天職は探して見つかるものじゃない。天職とは、仕事じゃないんだ!
どんな仕事でも、自分の仕事だと思って、
自分らしく、取り組んでいけばいいんだ!
私は外ばかりを見ていて、 自分の中を見ることを忘れていました。
自分を信じることを忘れていました。
どんな仕事も楽しもうと思えば天職になる。
天職は、自分の中にあったのです。
そして、いま、 私には、1000の天職が見つかりました。
【失敗とは】
私は、23歳で事業をはじめました。
しかし、知識や経験もない私にとって、
事業は簡単なものではありませんでした。何をやってもうまくいきません。
もともと、何もないわけですから、
ただひたすら自分にできることを見つけて、
そこから努力するしかありませんでした。
4つの事業に取り組んでみましたが、いずれも失敗に終わりました。
どうにもならなくなった時、ある経営者の方から言われたことがあります。
「福島君は失敗ばかりしてきたんだね」
「はい、4つの事業に失敗しました。こんなにも事業は難しいものとは思いもしませんでした。もう、何をやってもうまくいく気がしなくて・・・・・・」
「そうか~。それじゃ毎日がワクワクして、楽しいだろう!」
「え!楽しい・・・・・・、いや・・・・・・、苦しいです」
「なんでだね?失敗は、楽しいものじゃないのかね?」
「どういうことですか?なぜ、失敗が楽しいことなんでしょうか?」
「だって君、失敗したら、なぜうまくいかなかったのか、考えればいいじゃないか。そうすれば、必ず原因が見つかるだろう。それを解決すれば、ノウハウになるんだよ。ノウハウがあれば、次のチャレンジが成功する可能性は高くなるよね。そう考えれば、楽しくなるじゃないか!」
私は思わず、突っ込んでしまいました。
「確かに、失敗は糧になるかもしれません。でも、ずっと失敗が続くこともありますよね?」
「失敗が続けば、どんどんノウハウがたまって、他人ができないことができるようになるじゃないか!ワクワクしてくるだろう!」
「なるほど………………、でも、ずーっと何年も失敗ばかりが続いたら………」
「そうしたら、すごいことになるぞ!いつか、世界一になるじゃないか!」
それまでの私の人生観が、根本から覆えされました。
私は自分の頭の中で「当然」と思っていたことが、勘違いだったことに気がついたのです。
失敗は、成功の糧でしかない。失敗するほど、やる気になるものなんだ。
失敗が続くほど、ノウハウがどんどん蓄積して、最後には誰もできないことができるようになるのだから。
問題があることが問題なのではなく、その問題をどのように受け止めるかが問題なのです。思い通りにならないことは困ったことではなく、思い通りになら ないことから学び成長していけばいいだけなのです。
世の中には、「成功と失敗」があるのではなく、
「成功と成長」しかないことに、気がつきました。
物事は、最高の結果が出るように考えればいい。
思い通りにならないことからは、学んで成長することができるのだから。
人間関係は、強い信頼でつながるように考えればいい。
自分がどのように変わるかで、相手の対応も変わるのだから。
人生は、充実感と感動で満たされるように考えればいい。
自分には、より良い社会を創ることができる無限の可能性があるのだから。
それまでの、私の言葉の定義が間違っていたのです。
私は、失敗するように考えていただけなのです。
成功するように、考えればよかっただけなのに。
【言葉との出会いとはじまり】
問題が起こると、私は困ったことが起きたと思って、やる気がなくなっていました。しかし、夢を実現した人たちは、それをチャンスとして受け止め、ますますやる気になっていたのです。私は、1冊のノートに経営学で使われている言葉を書き出し、その言葉をやる気が出るように解釈することを始めました。
多くの体験を通して、本当の問題は私自身の考え方にあり、自分の中にある思い込みが、自分の可能性を閉ざしてしまうことがあることに気が付きました。それからはずっと、自分の中にある言葉の定義を再構築していく作業を、40年以上続けています。
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あ行
見るもの聞くもの、すべてアイデアの発想源。本気になれば、1日で500以上のアイデアを出すこともできる。
アイデアが出ないのは、本気でアイデアを出したいと思っていないから。はじめから名案を探そうとするよりも、一つでも多くのアイデアを出し、その中から絞り込んでいく。
さらに絞り込んだアイデアに、またアイデアを重ねて改善していくと、後に名案と言われるものになる。
社会に価値・感動を提供できていない時に、結果として起きる状況。業績が赤字になるのは、価値・感動を提供する努力が足りないためである。 赤字は売上以上に経費がかかっている状態であり、いわば努力したつもりになっていることが原因である。
どんなに努力をしたとしても、社会に価値・感動を提供できなければ、それは努力をしたことにはならない。
自分が今日一日、生きる目的を再確認するとき。
今日一日を、人生で最高の日にしようと決意するとき。毎朝、私たちは自分が最も元気になるように自己管理することが大切。朝から元気がないとすれば、元気を出す努力をしていないからである。
相手が自発的に行動するようになるために支援すること。
最も適切なアドバイスとは、相手が困難をも乗り越えていく勇気を与えることである。アドバイスは、こちらの言う通りに相手を動かそうとすることではない。
アドバイスと言いながら自分の考えを相手に押しつけることがあるが、それはアドバイスではなく強制である。最後の意思決定は相手がするもの。
相手の問題を解決する以上に、相手が問題に挑んでいく勇気を与えることが大切。
企業を崩壊させる意識。
その企業にいる社員がみな安心した時、企業は既に崩壊している。ここにいれば大丈夫、ここまでやれば心配はいらない、という意識は急速に変化する環境の中では最も恐れなければならないものである。
なぜなら、安心は改善・向上を遅らせるだけであるから。企業活動において必要なのは安心ではなく、新たな価値・感動を常に提供し続けようとするワクワクした緊張感である。
安定は目指すものではなく、改善・向上してきた結果である。
また、現在の安定は将来の安定をまったく約束するものではない。それどころか、安定を得たと思ったときから、衰退がはじまっている。
日々変化する社会環境の中では安定し続ける事業や企業などはあり得ない。どんなに安定している状況の中でも改善、向上することが将来の安定への唯一の道である。
社会に価値・感動を提供するために、日々改善・革新する企業のこと。
安定はその結果として得られるものである。どれほど経営資源があろうとも、たとえ政府から保護されていたとしても、改善・革新し続けなければ、急激に変化する社会の中では生き残っていくことはできない。
自ら変化することによってしか、安定は得られない。安定を求めて就職してきた人々がいた時、既に企業の安定はなくなっている。
いかなる環境・条件のなかでも、社会に価値・感動を提供するために、今できることから自発的に全力でやる起業家精神にあふれた人。
他人のために自分自身と闘うことができる人と言うこともできる。このような起業家精神を持った人のことをアントレプレナーと言う。
その意味では、たとえ経営者であっても起業家精神がなければアントレプレナーと言うことはできない。一方、会社員であったとしても起業家精神を持っていればアントレプレナーである。
日々、充実感に満たされながら生きること。
充実感を得るためには、夢・目標を持ってチャレンジし続けることである。障害や問題に対して、今できることからあきらめずに取り組んでいくことが生きがいになる。
一方、目先の安楽を求めるほど生きがいのない人生になる。苦労なきところに生きがいなし。
他人に勇気や感動を与えるもの。
企業の最高の商品とは、そこで働く人々の生き方である。事業の本質は、どれだけの規模でやっているかよりも、そこで働く社員が、どのような意識で、どのように生きているかが問題である。
商品・サービスには、社員の生き方が反映されており、お客様はそのことを知っている。人生は、何を得たかよりも、一日一日をどのように生きたかが問われるものである。
名案を求めて、名案が見つからない状態。
名案を探すと、必ず行き詰る。なぜならば、あらかじめうまくいくことが保証された名案はないからである。うまくやろうとすればするほど、うまくいく方法が見つからずに行き詰るが、今できることからやると考えれば、行き詰ることはなくなる。
たとえ失敗したとしても、それを糧にして次のチャレンジをすることである。
学びの場。成長のキッカケ。自分にないものは、異業種にある。
それぞれの業種には、さまざまなノウハウが必ずある。自分が持っているノウハウを異業種のノウハウと組み合わせることによって、新たな事業展開に結びつけることもできる。自分と違う考え方を持つ人ほど自分にとって有益な人である。
自分の世界とは違う、と考えるのではなく、夢を持って現状に満足せず、学ぶ姿勢で積極的に異業種の人々と交流することが大切である。
ビジョンの共感者集団を創ること。
依存型意識の集団から自立型意識の集団へと変革すること。企業の規模が大きくなるほど、人々は企業に依存し、自発的な行動をしなくなっていく。企業の成長に従って、相反するように人材の活力が失われていくのである。
意識改革とは、このような依存型の意識から自立型の意識への変換をいう。 つまり、何のために、何を目指して働くのかを明確化し共有する。そしてそのために一人ひとりが自分でできることから考え行動できるように支援することである。
他人に感動を与えることができる人。
単に能力に秀でているだけでなく、その生き方が人々の見本となる人。自ら、自分が一流であると言うことはできない。言ったとしても、信憑性はない。
一流であるかどうかは他人が決めることであり、自分は一流を目指して努力し続けるしかないのである。
つまり、一流と言われる前に一流の能力を身につけ、他人の見本となる生き方を実践していくことだ。それは、人が見ていないところで努力することである。
自ら喚起しつづけるもの。
意欲は勝手に内から湧いてくるものではなく、自ら毎日湧き立たせるものである。目標を確認することによって、意欲を高めることができる。また、意欲は他人に伝播するため、自らの意欲を高めることによって、周りの人々の意欲を喚起することができる。
反対に、自分に意欲が無い時には、意欲のある人に会うと自分の意欲を高めることができる。意欲無き所に行動なし。
時間的、空間的に、極めて利用価値の高い画期的なツール。
インターネットが世の中を良くするのではなく、私たちがインターネットをどのように活用するのかによって、社会が良くなるかどうかが決まる。インターネットが普及するほど、社会を良い方向にも悪い方向にも、その向かうスピードを速めることになる。
このような社会的インフラが普及するほど、一方で人々の意識のあり方が問われることになる。インターネットを使って、何のために何をするかが問題である。
夢をあきらめた瞬間。夢を持っている限り、引退はない。
仕事を収入源と考えて仕方なくやっている人に引退はあっても、夢に向けて仕事を楽しんでいる人に引退はない。
早く引退して、悠々自適に生きたいという考え方もあるが、それよりも、仕事を通して他人から感謝されながら生きることの方が、生きがいが得られるものである。
企業内起業家。
企業の中において、新たな価値と感動を創造するために、周りの人々の見本となって、あきらめずに努力し続ける人々。
イントラプレナーは失敗を恐れるよりも、チャレンジしないことを恐れる。
イントラプレナーは物事に取り組む姿勢が問題であり、役職や年齢などは一切関係ない。すべての分野、職場においてイントラプレナーが必要である。イントラプレナーがいなければ、企業は新たな価値を社会に提供することができず、急速に進む社会の変化の中で息絶えてしまうことだろう。
企業の中に、どれだけ多くのイントラプレナーを育成することができるかで、企業の将来は決まってしまう。
社会への貢献度が数字化されたもの。
売上の向上はそれがどのような理由で伸びたのかが問われる。社員への強制的ノルマや営業外収益などでいくら企業の売上が伸びたとしても、その企業の社会的存在価値があるとは言えない。
むしろ、社会に価値・感動を提供せずに売上が伸びたとすれば、そのこと自体が問題。社会に価値・感動を提供した結果が売上であり、売上が伸びないのはそれができていないだけである。
努力によって、つかみ取るもの。
努力なくして運はない。運が良い人ほど努力をしているだけである。「あの人が成功したのは運が良かっただけだ」と言うのは、努力しない人の言い訳である。私たちの目の前には常に運があるが、それを次の発展につなげることができる人だけがつかむことができる。
自分が何をすべきかを顧客から学び、そして顧客が感動する提案をすること。
そして何よりも、働く姿で顧客を感動させること。営業が売上につながるかどうかは、第一に商品・サービスに価値・感動があるかどうか、そして第二に営業担当者の働く姿によって決まる。顧客からの信頼がなくては、売上は上がらない。
そして信頼されるかどうかは、働く姿によって決まるものである。
商品、サービス、そして働く人々すべてが顧客に対して、どれだけの価値・感動を与えたかによって決まるもの。いわば顧客の感動が数字化されたものが感動値である。
経常利益がどれほど上がっていようとも、営業利益が上がっていなければ、企業としての存在価値はない。
その事業の社会的意義に共感して、資金を提供する個人。
事業の目的を達成するために、資金提供という形で参加することであり、キャピタルゲインを目的に投資することではない。キャピタルゲインを目的とする個人を、エンジェルに対してデビルということがある。
全社員が価値と感動を提供する理想の企業のあり方。
社員、スタッフなど企業の関係者全員が、企業理念の実現のために自らの能力と可能性を最大限に発揮し、さらに相互に支援し合うことによって、無限の価値と感動を提供し続けている状態。すべての社員、スタッフは、企業を舞台にその個性に基づいて能力を発揮するビジネス・スターである。
彼らは果敢に困難にチャレンジし、その生きる姿で他の人々に夢と勇気を与えることができる。経済社会とは、夢に向かって挑み続ける人々の感動創造の舞台なのである。
社会に貢献する手段の一つ。
お金は得ることが目的ではなく、どういう貢献のために使うかが問われるものである。お金を得ることを目的とすると、無意味な土地の高騰など、社会にとって必要のないものを生みだしたり、さらには反社会的な行為をしたりすることにもなりかねない。
お金はそれ自体に価値があるのではなく、価値を生みだすために使うものである。
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か行
本物、一流を志向して、一切の常識・習慣にとらわれず、ゼロからすべてを見直すこと。経営においては、企業理念の実現のために、現状のすべての手法を見直すことである。
改革の最も障害になるのが、現状の安楽にひたって改革を求めない人の意識である。それゆえ、改革のためには、あらかじめ決意をしてから臨むことが必要である。
企業理念の実現のために、自分に何ができるのかを提案する場。
そしてまた、他人の提案を実現するために、自分が貢献できることを提案する場。
会議とは、参加者全員で何ができるのかを相互に提案する場である。また、お互いの提案を実現するために、それぞれ何ができるのかを考え、支援をする場である。
提案も発言もない形式だけの会議が行われた時、すでにその企業の未来はない。
会社に依存して生きているだけの人。
会社の指示に対しては忠実だが、自己責任で考え、自発的に行動することはしない。社内のことだけが関心事であり、社外の出来事については無関心。
必ずしも社会に貢献できると限らないばかりか、働く目的が個人的安楽であるため、その増加は企業ばかりでなく社会を崩壊させる根本的な原因となる。
今あるものはすべて改善するためにある。
改善できないものはない。そして改善とは、より社会に価値・感動を提供するためのものでなければならない。
商品、サービス、組織、マニュアルなどはすべて改善することができる。今日の「最高」は、明日の「最高」ではない。
企業は改善し続けることによってしか、社会的存在価値を維持することができないものである。
未来の糧にするもの。
過去によって未来を拘束されるのではなく、過去を活かして新たな未来を築いていくことが大切。そうでなければ、過去の成功体験が未来の失敗の要因になることがある。
過去に成功した手法にこだわり、環境や顧客のニーズが変化してしまっているにもかかわらず、同じ手法を繰り返してしまうためである。
万能、絶対、不変な手法は存在しない。過去と同じことを繰り返すことは、変化する社会の中では、衰退につながるものでしかない。
どれほど他人の見本となって行動できるのか、どれほど大きな困難に立ち向かうことができるのかを称したもの。やる気のない人ほど名ばかりの肩書を欲しがる。
肩書は結果として与えられるものであり、それは、どれほど周りの見本となることができるかで決まるものである。会社から与えられる肩書よりも、部下から与えられる信頼・尊敬が本当のその人の価値である。
企業のビジョンに共感して、その企業活動を資金的に支援するパートナー。エンジェルともいう。
企業活動の目的は社会に価値・感動を提供することであり、株主とは経営陣がその目的を達成するために資金提供を主とした支援をする人々である。
企業理念の達成のために、経営陣と株主が知恵を出し合い、協力し合う場。
つまり、経営陣が現状の問題点をすべて明らかにする一方で、株主はその問題を解決するために必要な情報を提供し、アドバイスする場である。必要があれば、さらなる資金的支援の約束をする。
それらによって、企業が本来目指すべき企業理念の実現を促進する機会である。
企業と人を成長させる場。
環境を変化するものであり、企業も人も変化・成長することによってのみ存在することができる。
近年の企業を取り巻く経済環境の変化はまさに劇的である。環境に振り回されるのではなく、環境を受け入れたうえで、改善、改革にチャレンジしていかなければならない。企業と人がより成長する、最高のチャンスの時代である。
感謝されることを目的とし、感謝されるために行動する。
感謝することも大切だが、それ以上に大切なことは感謝されるようになることである。自分が存在することの価値を、最も感じるのは他人から感謝された時である。
また、企業の存在価値とは、どれだけ多くの人に感謝されたかで決まる。
感動は、うまくいかないことの先にある。
大きな困難があり、不可能と感じる障害があるほど、その先には大きな感動が待っている。さらに最大の感動は、自分が努力したことで他人を感動させた時に得られる。
企業活動における究極の目的は、顧客に感動を提供することである。
そして、ビジネスの世界で相手に感動を与えるためには、相手の想像を超える商品・サービスを提供することが条件。顧客の想像を超えた商品・サービスこそが感動を生む。
やればやるほど、相手のやる気がなくなるもの。
管理の強化は短期的な成果の代わりに、経費の増大と信頼関係の崩壊、さらには長期的な生産性の低下を招く。管理とは決められたことを確実に達成するために社員をコントロールしようする考え方である。
「アメとムチ」によって動機づけ、強制、命令によって行動を促そうとするもの。
管理はやればやるほど相互の信頼関係はなくなり、相手は拘束・限界感の中で不満とストレスがつのり、次第に生産性は低下していくことになる。
目的を達成するために、社員をコントロールして、決められたことを確実にこなすことを最優先に考えるマネジメント。
企業の生産性は、そこで働く人々が、言われた事を決められた通りに達成することによって決まると考える。
そこでは、個人の気持ちや、モチベーションは重要な課題ではない。社員に求められることはあくまでも“労働力”である。管理型マネジメントは、企業に依存する人材を生み出すだけである。
現代社会において、管理は個々人の意欲を低下させ、いずれ企業を崩壊させることになる。
出来事と出会い。
出来事や出会いに対して、「これはいったい何の機会なのだろう」と考えることによって機会が生まれる。 特に、自分にとって都合の悪いことが起きたり、自分とまったく違った考えを持った人に出会ったりしたときほど大きな機会になる。
機会となるかどうかは、何が起きたか、どんな人に出会ったかではなく、それらをどのように受け止めるのかによって決まる。自分にとって不都合なものほど自己を改善・成長させるチャンスとなるのである。
機会は自ら創り出すものであり、私たちは毎日幾多もの機会の中で生きていると言うこともできる。
危機には「問題が起きる」といったような外部環境的な危機と、人の内面で起きる意識としての危機の二つがある。
そして、最も恐れなければならないのは、意識の中で起きる危機である。つまり、危機を感じていないとき、意識の中に安心感が有る時が最大の危機になるということだ。
なぜならば、その時ほど改善・向上に消極的な時はないからである。言うならば「環境的な危機」がない時、つまり物事が思いどおりにいっている時ほど、大きな意識の危機に立たされる。
うまくいっている時に、後の崩壊の種ができるのである。
最悪の事態にどう対処するのかという手法としての危機管理と、最悪の事態にどのような姿勢で臨むのかという意識の危機管理がある。
意識としての危機管理とは、高い目標を持って緊張感を維持し、どのような状況に置かれてもあきらめずに今できることからチャレンジをし続けるという姿勢を持つことである。
そして経営における最高の危機管理とは、どんな状態に置かれても、今そこでできることをあきらめずにやり続ける姿勢を共有化することである。
社会に貢献し、人間性を向上させるところ。
個人個人が持てる能力を最大限に発揮し、自己責任で互いに助けながらビジョンの達成を目指す場。企業は利益を出すこと、存在することが目的ではなく、ビジョンの達成を目的とする手段である。
企業がその利益や存在を目的とすると、社会的に価値がないことでも、利益になりさえすればやることになり、さらには真実を隠し、社会に害をもたらすことにつながる。
単なる規模の拡大、売上の増大、社員の増加、成長を伴わない拡大は、反社会的活動につながり、社会に弊害をもたらすことになりかねない。
企業の拡大は、目指すものではなく、あくまで成長の結果である。企業の拡大を最も喜ぶべきは、社長や株主でなく、顧客や社会である。
お客様のみならず社員やその家族、株主、さらに関連会社など、どれだけ多くの人々から感謝されているかが、企業の価値である。
世界一の企業とは、売上や規模などで計るものでなく、どれだけ多くの人々から感謝されているかで計るもの。 感謝の手紙やメールなどを、1日にどれだけお客様や社会からいただくことができるかを基準に判断することもできる。
「企業を変える」とは、まさに感謝され、尊敬されるように変えることにほかならない。そのための基本は、企業で働く1人ひとりの姿勢であり、まずその考え方が尊敬されるものであることが必要だ。
すべての商品やサービスには、その姿勢が反映されているからである。
社会により大きな価値、感動を提供することにより、社会的な存在価値が高まること。
顧客や社会から必要とされる以上に、尊敬される存在になること。
単なる規模の拡大や売上の向上、社員の増加は成長ではない。企業の真の成長とは社会に価値、感動をもたらし、顧客や社員を幸せにするものでなければならない。
自分の意識を変革すること。
企業を変革するということは、組織やシステムなどの形式を変えることではない。 いくら形式を変えても風土が変わらなければ変革したことにならない。また、風土を変革するために形式だけを変えても風土は変わらない。
風土を変革することは、自分自身の意識を変革することに他ならないからである。自分を変えずに他人や風土を変えることはできない。
つまり、他人の意識や企業の風土が変わるかどうかは、どれだけ自分自身の意識を変革できたかによって決まるものである。
いかなる環境条件のなかでも、自らの能力と可能性を最大限に発揮して道を切り開いていこうとする姿勢。
あらゆる問題に前向きに受け止め、改善向上の機会とする。 さらに自己責任で考え、自分ができることから取り組んでいく。
その目的は社会や他人に価値・感動を提供することである。
相手を思い通りにしようとすること。
期待が大きい人ほど、人間関係もうまくいかなくなる。相手に期待すると裏切られて不満となって自分に返ってくる。それは他人を思い通りにすることはできないからである。さらに不満を蓄積するとストレスになる。
不満、ストレスの解消のためには考え方を変えるしかない。つまり、他人に期待するのではなく、自分自身に期待することである。
より社会に貢献するための資源。
休日休暇を取るのは、休むためではなく社会に貢献するためである。休日休暇をとることによって自分の発想の転換を図ったり、集中力を養ったりすることが大切である。
長く休日休暇を取った人ほど、社会復帰に時間がかかるというのは本末転倒な話。
どれだけ社会に価値と感動を提供したかということ。
高収益を上げた企業が、必ずしも業績が良いと言うことはできない。社会的に価値がなかったり、さらには社会に何らかの迷惑をかけたりしている場合があるからだ。
業績とは、数字のみならず、感謝の手紙をどれだけいただくことができたのかによって計るものである。
業績が伸びないただ1つの理由は、社会に価値、感動を与えていないから。
自らの姿勢で示し、信頼して支援すること。
知識を教えるのではなく、自分から知識を身につけようとする自発性を喚起することが真の教育である。つまり、それは成長する意欲を高めることである。
何を伝えるよりも、誰が伝えるかによって教育効果はまったく違った成果となる。尊敬できない人の話は誰も聞かない。そして、尊敬されるためには自分の生きる姿勢が問われる。
他人を成長させる最も良い方法は、何よりもまず自分が見本となって自分自身を成長させること、つまり言葉よりも自らの姿で育てることである。
企業や集団に所属する理由。
企業と個人は共感によってつながるもの。待遇、条件によって、つながっている企業ほど弱い組織はない。企業の業績が悪くなると、人のせいにしたり、すぐに逃げ出そうとする人々の集団にすぎないからである。
企業、組織の強さとは、いざという時ほど、約束して事に当たることができるかどうかで決まるものである。また消費者とは、企業の共感者である。企業は商品・サービスを通して、企業理念の共感者を創っている。
すべては行動するか、しないか、によって決まる。
■行動の3原則
1、主体的に始める
自発性のない行動からは成果を得ることはできない、まずは自分から始める。
2、今できることからやる
今できることがどれほど小さなことであったとしても、そこから始めること。
3、継続する
目的をあきらめないこと。行動が終わるのは、自分があきらめた時だけである。
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さ行
相手を感動させることがサービスの目的である。
お客様から毎日どれだけの感謝状が届くかによって、どの程度のサービスができているのかを知ることができる。そして、一流のサービスとは、相手に気付かれないようにするものである。
サービスが一流と言われるような企業では、お客様に対するサービス活動の8割が気付かれないようなサービスである。
また、サービスは相手に対する「思い」の強さによって、良くも悪くもなる。
一時的なもの。
人間性を向上させ、社会に貢献するために活用するもの。財産を貯めることは、働く目的にはならない。社会に貢献する目的があるからこそ、貯めるのである。
財産はどれだけあるかよりも、どのように活用するかが問題であり、夢を持たないまま財産を持つことは、何もすることがないまま時間だけがあるのと同じである。
夢の共感者を募ること。
採用とは、夢を実現するために、共に苦労することをいとわない仲間を募ることである。待遇・条件で採用した後に、夢を共有化しようとすると、多大な時間と労力がかかってしまう。
企業とは、同じ夢を共有化した1つのチームである。つまり、社員1人ひとりが自らの可能性を最大限に発揮しながら、お互いに支援し合うことによって、1人で達成できない夢を実現していく共感者集団である。そのためには採用の段階から夢を語り、それを共有できる人を募っていかなければならない。
すべての人にはあらゆる才能がある。
それらを開花させられるかどうかは、どれだけの努力をしたかによって決まる。その意味で、努力は才能に優先すると言うこともできる。
「あの人は才能があったからできたんだ」というのは、努力をしない人の言い訳にすぎない。
他社よりも社会に対して、より高い価値・感動を創造すること。他社よりも本物に近づいていること。
差別化することを考えて差別化されたものは小手先にすぎない。それは一時的に効果はあってもすぐに効果はなくなる。
真の差別化とは、顧客の立場に立って、より高い価値・感動を創造することであり、本物を目指した結果として達成されるものである。
今の状況をすべて受け入れることによって得られる。
今、幸せであると思っている人は、10年後に環境が変わっても幸せである。一方、今、幸せと思っていない人は、10年後に環境がどれほど良くなったとしても幸せではない。
どのような環境にいるのかではなく、その環境をどのように受け止めているのかによって、幸せであるかどうかが決まるのである。
プラス受信をすること、そして何事にも感謝をすることができれば、どのような時でも幸せを感じることができる。
相手のために役立ちたいという意識を持って、できる限りの応援をすること。
そして、最大の支援とは励ますことである。支援の目的は、相手がやる気になること。
つまり、相手が自発的に困難・問題を乗り越える努力をするようになることである。
まず、自らが見本となって行動することで相手を動機づけ、相手がどんな状況であったとしても信頼し、一歩踏み出すきっかけを与え続けながら、長期的視野に立って応援し続けることである。
叱ることによって無理やりやらせるのではなく、叱ることによって相手が気づき自発的に物事に取り組むようになるかどうかが問題である。
それは、あらかじめ自分が相手から尊敬されているかどうかによって決まる。尊敬されていなければ、叱るほど信頼関係は悪化し、その効果はまったく正反対のものになる。
個人の人生としての時間は有限、時間の活用は無限。
時間はどう使うかによって、その価値が大きく変わるもの。物事は、時間があるかないかで、できるかできないかが決まるのではなく、時間をどう活用するかによって、できるかできないかが決まる。
また、ビジネスの世界では共感を得ることによって、他人の時間をも共有することができ、結果として無限の時間を持つことも可能になる。
社会に価値・感動を提供し、社会とのつながりの中で生きがいを得るために行うもの。
収益はその結果に過ぎず、得た収益によってさらに社会に貢献する価値・感動の創造活動をするのが事業である。
事業の内容を明確化するとともに、共感者を募るためのもの。事業計画には2つの目的がある。
第1の目的は、積み上げてきたノウハウに基づいて、事業の内容を明確化することである。 頭の中に描いたものを書面化することで、何が足りないのかをつかみ、さらに1つひとつの問題を解決していく中でノウハウを蓄積していく。それらの集積が1つの体系としてまとめあげられたものが事業計画書である。
第2の目的は、その事業を成功させるために必要な経営資源を、共感によって集めることである。経営資源は人を介して集められる。そして、人は共感によって動く。
自分の生活の安定を、自分自身の力で達成すること。セルフ・エンプロイメント。
どこの企業で働くかというのは手段。どこで働いているのかよりも、自分自身は何ができるのかが問題である。
たとえ企業が倒産したとしても、他の企業から引く手あまたになれば、生活に困ることはない。企業の将来を心配することよりも、自分が仕事を通して社会にどれだけの価値と感動が提供できているのかを、常に反省し自己成長の努力をすべきである。
目標に向けて、全力で努力している途中の状態。
自己実現とは、毎日を生きがいのある日々にすることである。そして、生きがいとは、努力することによって得られる充実感である。常に将来に目標を持って努力し続けることで、私たちは自己実現の状態を維持することができる。
目標の達成は自己実現の終わりであり、その状態をバーンアウトという。目標を達成した瞬間に、次の目標に向かっていなければならない。
自分なりに努力をしているつもりでも、他人や社会に価値・感動を与えられない状態。つまり、それは努力をしていないのと同じである。
自己満足によって、わずかな充実感は得ることができても、感動を得ることはできない。私たちはすぐにやっているつもり、がんばっているつもりになってしまう。そのことを教えてくれるのはお客様である。
夢(企業理念)の実現を決意することによって生まれるもの。
決意をすると無敵の自信を持つことができる。そして、自信を持つと周りの状況に振り回されないようになるばかりか、すべての矛盾を受け入れることができるようになる。
さらに他人からも素直に学び、あらゆる出来事を糧にして成長につなげていくことができるようになる。
考えないで行動すること。
状況は変わっているにもかかわらず、いままでと同じやり方でうまくいくものと勘違いしてしまうこと。自信過剰とは自信が強すぎことではなく、何でも自分の思い通りになるという錯覚に陥ることである。
過去の成功が将来の失敗の要因になるといわれるのは、当事者が1つの成功によって自信過剰になることがその原因である。
失敗とは「手段上の失敗」と「真の失敗」の2つに分けて考えることができる。
■手段上の失敗・・・私たちがやろうとする手段の9割は失敗するだろう。しかし、失敗を糧にすれば、1つの失敗から1つのノウハウを知ることができる。つまり、失敗するほどノウハウがたまることになり、常に次のチャレンジは、過去最大の成功確率があることになる。失敗するほど、やめる理由がなくなるといえる。
■真の失敗・・・どれほど成功に近づいていたとしても、自分があきらめた瞬間が真の失敗である。真の失敗は環境的要因によって決まるものではない。つまり、あきらめない限り人生に失敗はない。
物事は、長期的、全体的、根本的、多面的の4つの視点から判断することが重要である。
■長期的視点・・・目先ではなく、遠い先を見て判断すること。
■全体的視点・・・一部ではなく、全体から判断すること。
■根本的視点・・・「なぜ、どうして、何のために」という本来の目的から判断すること。
■多面的視点・・・まったく違った角度からも、物事を見て総合的に判断すること。
社会システムの1つ。
資本主義が良いか悪いかよりも、私たちがそのシステムを使ってどのようなことをするのかが問題。資本主義は、人間が人間を幸せにするために生み出した、1つの社会システムに過ぎない。
そもそも、まったく問題が起きることなく、すべての人が幸せであり続けるような社会システムはありえない。
大切なことはそのシステムをどのように活用するのかである。それによって、みんなが幸せになれるかどうかが決まる。
社会に貢献できる人。企業で働くのはそのための手段。
より社会に貢献できるようになるために、常に自分自身の能力を向上させることに努力を惜しまない。働く目的は、他人や社会に価値・感動を提供することによって充実した人生を送ることである。
どれだけ社会に価値・感動を与えられるかということ。どれだけ多くの人々が、どの程度自分を必要としているのかを、その人の社会的生産性という。
これからの時代は、企業の中ではなく、個人として社会の中でどれだけ必要とされるのかが問題である。そうでなければ「出世をしたら企業が倒産した」という事態になりかねない。
誰よりも本気で企業理念に基づいた行動をとる人。
いかなる社員に対しても、信頼して支援することができる人。その人がいるだけで、社員が元気になる人。
つまり、すべての社員の見本となって行動し、尊敬されている人のことである。
社長が私心に基づいて行動し、尊敬されていない企業に未来はない。社長業とは、誰よりも本気で企業理念を実践することである。
自分自身が今そこでつくっているもの。
社風が暗いのは、周りの人々が暗いからではなく、自分自身が暗いことが本当の原因。明るく元気な人が来ると、その場は明るくなり周りも元気になる。
誰がいるかによって職場の雰囲気は変わるものである。ムードメーカーは自分自身。
安心した結果。
企業が成長したことで働く人々が安心し、改善向上のための努力を怠った結果である。
企業が成長して安心した時から、斜陽は始まる。
企業とは、社会に貢献する夢に向けて、利益が出ているか出ていないかにかかわらず、どのような時でも改善・向上していかなければならない存在である。
常に、新たな夢にチャレンジし続けている企業に斜陽はない。
すべての人は、いかなる環境においても自分自身ですべてを決めることができる。
どのように考え行動するかは、誰も制約することはできない。 物理的に限界があるといっても自由がなくなったわけではない。
経営資源がなくても、どれだけ知恵を出すかは自由である。そして、どのような状況に置かれようとも、夢を持ち、夢に向かう自由は、すべての人に与えられた人間としての特権である。
企業が社会に貢献した度合いを計るもの。顧客に対する貢献度が数値化されたもの。
企業活動は収益を上げることが目的ではなく、社会に貢献することが目的である。その活動の結果が収益である。
どれだけ収益があがったかよりも、何をしてどれだけ喜ばれて、収益をあげたかが問題である。
努力によって変革するもの。安楽の欲求に打ち勝つための有効な手段。
習慣とは、ただ毎日同じことを繰り返すことではなく、自分に勝つための努力を意識的に繰り返すことをいう。
たとえば、毎朝まず目が覚めたら、将来の夢を確認することを習慣化することによって、1日を少しでも意欲的に、元気にスタートしようとすることである。
習慣を身に付けるというのは、安楽に流されないようにすること。
最大の成果は、うまくいかないことを、どれだけ楽しむことによって得られる。そして、どれだけの成果が得られるかは、どれだけの努力をしたかによって決まる。成果が得られないのは、成果が得られるまで努力をしていないだけである。
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た行
他人のせいにすること。問題を避けたり、新たなことにチャレンジしなくなったりすること。夢がなくなり、企業に依存して安楽のためだけに働くようになること。
例えば、物事がうまく進まない時に、他部署やトップのせいにして不満や愚痴を言う状況が大企業病である。大企業病に侵された時、個人はその可能性を発揮しなくなり、結果的に企業としての存在価値はなくなっていく。
大企業病を防ぐためには、出世や報酬を動機付けとして会社の思い通りに人を動かそうとするのではなく、企業理念に基づいて自らが考えて行動する自立型の人材を育成していかなければならない。
自分を成長させてくれる人。
他人は自分の鏡。周りが自分を応援してくれないのは、自分が周りの人々を応援してこなかったからである。
部下が言うことを聞かないのは、自分が部下の言うことを聞いてこなかったからである。
他人は、過去に自分が何をしてきたのかを、教えてくださる存在。
顧客と上司、部下と家族は、最も身近で自分を成長させてくれる最高の他人である。
夢を持つきっかけになるもの。人生を有意義に過ごすための種。
それは日常生活の中にある。自分が経験したこと、自分の身の回りに起きた出来事、社会で起きたこと、好きなことなどが人生の種である。
種は、1人ひとり全く違っているもので、自分の種を大切にしなければならない。日常生活の中には、数えきれないほどの種があるが、どの種に水をまいて育てていくかは、その人が決めるものである。
もちろん、いくつかの種を持って順番を決めて育てていく事もできるし、同時に複数の種を育てることもできる。
その人にとっての真実。
新たな体験をすることによって真実が変わる。また、体験をすることで成長するのではない。企業が倒産して夜逃げをする人もいれば、その出来事を乗り越えて、次に大きな成功を収める人もいる。
大切なことは、体験を無駄にするか、糧にするかである。つまり、体験をすることよりも、体験によって何を得たのかが問題である。
同じ目的を達成するために、一人ひとりが自発的に行動し、お互いに信頼して支援し合う集団。
チームを創るためには、まず夢・目的を明確にして、共感者を募ることが必要である。そして、チームのメンバーはお互いに他のメンバーを信頼し、その達成のためには、どんな困難でも引き受ける覚悟を持たなければならない。
また、メンバーはお互いに精神的にもサポートし合うことが必要であり、何のために何を目指して努力しているのかを毎日確認しながら、励まし合い、支援し合うことを習慣化しなければならない。
最適な手法考え出すこと。手法はどんな状況に置かれたとしても、100万通りある。
それらの中から、最適な手法を考え出すことが、知恵を出すということである。事業がうまくいかないのは、能力、資源がないからではなく、知恵を出していないからである。
第1に、調査は80%で十分。アンケートは500人とっても、5000人とっても、その結果はほとんど変わらない。
第2に、調査は今できることからやること。ネットで調べる、本屋へ行く、知人友人で電話で聞く、専門家や官公庁に問い合わせる、街頭でアンケートを取るなど。
第3に、調査は自分の目と耳で確認することが大切。なぜなら他人に任せたのでは、相手の反応を感覚で掴むことができなくなるからであり、そこにこそ本当に知りたい情報がある。
第4に、調査結果を鵜のみにするのではなく、調査結果を参考に最後は自分の感性で判断する。
夢がないときに起きる意識。
疲れるというのは肉体的に疲れるのではなく、精神的に疲れるのである。そして精神的に疲れるのは、夢や目標を失った時に起きる。
夢もなく、目先の安楽のために嫌々やると、ほんのわずかな努力でも大変な疲労感となる。しかし夢があれば、肉体的に疲れることはあっても、精神的に疲れることはなくなる。それは努力したことで充実感が得られるからである。
疲れを感じた時は、夢を確認する。
敵は、常に外にはなく内にある。最大の敵は、楽をしたいと思う自分自身。
外の強い敵は、自分のレベルを教えてくださる、いわば先生である。自分が怠けていればどんどん差をつけられてしまう。
自分の成長を阻むものは、外の敵ではなく、自分の安楽を求める欲求であり、安心している時間である。
夢に向けて、今からできることから一切の手抜きをせずに、相手の気づかないごく僅かなところまで、こだわって考え行動すること。
普段は隠れて見えないところまで、完璧に考え尽くされていること。本物であることにこだわり続ける姿勢が徹底であり、それは相手が感動したかどうかで判断される。
あきらめずに努力をし続けられる人。
つまり、誰でも天才になれる可能性を持っているが、その可能性を発揮できるかどうかは、その人次第である。
「あの人は天才だからできるんだ」というのは、自分があきらめたときの台詞。
すべての天才と言われた人々は言うだろう。
「誰にでも可能性はある。実現できるかどうかは、誰よりも努力をしたかどうかである」と。
相手を自発的に物事に取り組むように導くこと。
自発的でないものは、動機付けではなく、強制である。強制にならないようにするためには、アメとムチによって動機付けするのではなく、自らの姿勢によって動機付けしなければならない。
そのためには、自らの姿勢によって相手を共感させることである。上司が自らが輝いて仕事に取り組むことが社員の動機付けになる。
上司が仕事を楽しまない限り、部下は仕事を楽しむことはできない。
支援する対象企業。
同業他社が、お互いに相手の存在価値を高めるために、支援し合うことが大切。自社の持つ経営資源やうまくいったこと、うまくいかなかったことを情報提供し、互いにより社会に貢献できるようになることが重要である。
本来、業界団体とは、それぞれの企業がお互いに支援し合い、より高い社会貢献をすべての企業ができるようになるために設立されたものである。お互いに支援し合うことによって、業界の経営資源を共有化し、個々の企業の社会的存在価値を高めていくためのものである。
人生の中で、最も大きな糧となる体験の一つ。
倒産によって、当事者は、社会的にも精神的にも、極めて厳しい状況に追い込まれる。
しかし、それで人生が終わるのではなく、倒産という経験をより高い価値と感動を提供するための糧にすることも可能である。
倒産によって得られることは、あらゆる経験の中でも特に大きいものであり、他の人々にとっても、そこから学ぶべきことはたくさんある。
その意味で、倒産をキッカケに当事者が社会から逃避することは、社会的に見ても大きな損失である。
広く多くの人に告知し、社会に価値を提供して活用していただくための手段。
特許には、発案者の権利の保護という目的もあるが、より積極的な目的は、それを広く社会に告知することによって、他の人々が同じ企画や技術の開発に要する社会的なコストを削減することにある。
そしてさらに、特許の最も大切な目的は、公開することによって多くの人々がそれを活用し、より良い社会を少しでも早く創ることにある。
生きること。それがドラマ。
生きることは、さまざまな状況の中で身に降りかかる問題に対して、どのようにそれらと向き合っていくかということである。
いろいろな出来事に出会い、いろいろな人々との関わりの中で、毎日一生懸命に生きることがドラマである。
夢を持ち、その実現に向けて一生懸命に努力することで、ドラマはより変化に富んだものになる。
そして厳しい状況になるほど、ドラマは大きな感動へと展開していくものである。
社会に価値と感動を提供するために、力を合わせて努力しようという約束。
社会に価値と感動を提供していくためには、自分だけの力ではどうにもならない事もある。そのような場合に、他社と力を合わせていくことも必要である。メーカーが仲介業者に商品を卸すのも、仲介業者が小売店に商品を納品するのも、お互いに力を合わせて、社会に貢献するためである。
取引とは、社会のためにするものである以上、社会のためにならないことは取引してはならない。
不可能を可能にする最強の能力。
そして、努力とは今できることから全力であきらめずに物事に取り組むことである。うまくいかない理由は、努力が足りないからである。それ以外の理由は言い訳にすぎない。
夢を持つことによって努力はしたいものとなり、努力そのものから充実感を得ることができるようになる。
「努力は疲れる」「努力したくない」というのは、夢や目的が明確ではないからである。
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な行
共感すること。
理論や理由をはっきりさせるのは、そのための手段。相手を理論で説き伏せたとしても、納得させたことにはならない。相手が心底から理解すること、つまり共感することが納得である。
相手を納得させるためには、夢がどれだけ具体化になっているか、社会的意義がどれだけあるか、どんな困難があろうとも、あきらめない理由があるか、ということが大切。
個人の欲求。
最も大切なニーズとは、人生を有意義なものにしたい、より充実した人生を送りたいという欲求である。ニーズに応えるというのは、個人が充実した人生を歩んでいくために何が必要かを考え、支援することである。
個人の欲望だけをニーズとして捉えると、企業活動は社会にとって有害なものになっていく。
思い通りにならないもの。
他人と歴史は、思い通りにすることはできない。思い通りにしようとするほど、裏切られ不満となって自分に返ってくる。人間関係で悩むのは、相手に期待するから。
人間関係を変えるには、まず自分自身を変えることである。自分を変えた時にだけ、他人も変わる。
つまり、他人に期待せず、信頼して支援することである。
他人から得たものは知識であり、自分自身の経験に基づいたものが本当のノウハウである。
どんなに他人から教えてもらったとしても、実際に自分がやって成果に結びつけることができなければ、ノウハウを得たことにならない。ノウハウの数は失敗の数に比例する。ひとつの失敗からひとつのノウハウを得ることができると考えれば、失敗するほどノウハウがたまることになる。
ノウハウがたまっていけば、どんな事業であってもいつか成功する。
他人や社会に対してどれだけの価値・感動を提供できるかということ。
一生涯にわたって高め続けるもの。能力は何もしないでいると毎日少しずつ低下していく。また社会は毎日変化しているため、今日役に立った能力が明日には役に立たなくなることがある。
能力は高め続けなければならないものである。
個人の社会的生産性、つまり、社会や他人にどれだけ貢献することができるかというレベルに対応して、地位・報酬などが決定されるという考え方。
地位・報酬は、それにふさわしい役割を担い、社会的価値を提供できるからこそ得られるものであり、それらは努力の結果である。
夢を語り合い、その実現のために明日からお互いに何をするかを決めるところ。
飲み屋で何を語り合うかによって、未来が変わる。飲み屋で愚痴や不満をいくら言っても未来は変わらない。
他人や社会に問題があるのではなく、自分自身がそれらの問題を解決してこなかったことに本当の問題があるからである。
言い換えれば、すべての他人や社会の問題は自分の出番でもある。それらを解決し、より良い未来をどう創っていくのかを語り合う場が飲み屋なのである。
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は行
毎日発想している人には、誰も勝てない。
誰でも1日に500以上のアイディアを発想することができる。発想は自然に出てくるものではなく、意図的に行うものである。
発想しようとすれば、毎日同じ道を歩いていたとしても、毎日まったく違うことを発想することができる。そして発想しようという意識は、わずかでも現状のままで良いと思った時になくなる。
つまり、発想が豊かであるかどうかは、やり遂げることを決意した夢を持っているかどうかで決まるものである。
仮説を誤ると、バランスが必要となる。
事業において、やり過ぎると良くないものは、そもそもやること自体が良くないものである。
例えば、事業で利益を目的とすると、それをやり過ぎれば社会に迷惑をかけることがある。
しかし、社会に貢献すること、お客様に価値と感動を提供することを目的にすれば、それはどれだけやったとしても、やればやるほど社会をより良くすることができるようになる。バランスを必要とせず、やればやるほど良くなることを、とことんやるのが事業である。
誤るもの。
大切なことは誤った判断をしても、そこから何かを得て、成長の糧にすることである。岐路に立った時に、どの道を選択しても、次にまたすぐ新たな選択を求められる。人生は選択の連続であるが、常に正しい判断をし続けられる人はいない。
ただし、誤った判断を恐れる必要はない。たとえ誤った選択をしたとしても、夢に向けて進み続けようとする姿勢があるかぎり、たとえ遠回りに見えても夢に近づいていくことに変わりはないからである。
夢であり、企業理念。
企業活動における判断基準とは、夢に向かっているか、企業理念に基づいて行動しているかということであり、どのように利益を生み出すのかということは、二次的な判断基準である。
利益を最優先の判断基準にした場合には、企業としての社会的存在価値はなくなり、利益そのものを得ることができなくなる。
なぜならば、利益は企業の存在価値によって決まるものだから。
お客様のために尽くすこと。
売ろうとしなくても、売れるのが一流。売ろうとしなければ売れないのが二流。売ろうとしても売れないのが三流。
「この人ならば、何を買っても間違いない」と思われることが、一流の販売員である。
お客様が買うかどうかは、お客様が判断するもの。つまり、販売とは売ることではなく、お客様のために尽くすことである。そのレベル、内容によって、どれだけ感動したかで、お客様は買うかどうかを決める。
自己の成長を計るためにするもの。
まず、身近な他人と比較するのではなく、その道の第一人者と比較する。努力しているのに成果がでないというのは、周りの人と比べて努力しているというだけで、第一人者と比べていないから。第一人者以上の努力をすれば、必ず成果につながる。
さらに他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較する。第一人者は誰でも、比較する対象は他人ではなく自分自身である。つまり、それは昨日の自分である。
1日でどれだけ成長できたかが問題であり、昨日の自分と比較することで、無限に成長し続けることができる。
企業が最終的に目指すもの。
企業理念は、このビジョンとポリシーによって成り立つ。ビジョンの条件は、以下の4つである。
第1に、社会に価値と感動を提供するものでなくてはならない。
第2に、共感できるものでなければならない。そして共感によって集まった仲間が社員である。
第3に、簡単に達成することができないものでなければならない。
第4に、独自なものでなければならない。
すべての企業活動は、ビジョンの達成がその目的である。長期・中期・短期の目標は、すべてビジョンに向かってつくられなければならない。ビジョンの達成のために企業は存在し、ビジョンが達成した瞬間は、新たなビジョンがない限り、企業の存在価値の終焉である。
改善点を指摘してもらうこと。
どんなに優れた企画・商品・サービス・企業であっても、批判をゼロにすることはできない。なぜなら、それは改善・成長のキッカケを与えてくれているのであり、永遠に改善・成長するためにも批判は必要である。
一流の人物・企業は、他人から批判されなくとも、自分自身で自分を批判することができる。
100回提案すれば誰でも分かってくれる。
相手が分かってくれないと言う人の多くが、10回以内の提案であきらめてしまっている。「分かってくれない」というのは、自分があきらめたことを他人のせいにしているに過ぎない。分かってもらえるような提案ができていないだけである。
毎日少しずつでも修正しながら100回提案し続ければ、分かってくれない人などほとんどいないはずである。1000回提案すれば、すべての人が分かってくれる。
すべては、自分の努力次第なのである。
価値・感動を与えるために努力し続けた結果を、他人が自由に判断したものが評価である。お客様の評価は間違っていたとしても正しい。評価が低いのは、努力が足りないだけである。
また、企業内における正当な評価とは、あらかじめ合意の上で決めた評価基準に基づいて評価することである。仮に、上司に評価を任せるのであれば、その上司がどのような判断をしようとも、それはその企業においては最も正当な評価である。
あらかじめ合意の上で、決められた明らかなルールに基づいて判断すること。
企業内において、すべてのメンバーが平等を感じることが高い生産性につながる。しかし、そのルールが不明確であったり、全員の合意の上に基づいたものでなかったりする場合には、すべてのメンバーが平等を感じることができない。
なぜなら、メンバーそれぞれが、自分の主観的な期待値が基準となるため、期待値よりも小さいと思っている人が、不平等を感じるからである。その結果、生産性は低下する。
チャンス。
どのような出来事であったとしても、それ自体はピンチでもなければチャンスでもない。その出来事をピンチと考えた時だけピンチとなるだけであって、チャンスと考えればチャンスになる。
うまくいかないことを危惧すること。
社会に貢献する夢を持って、それに突き進んでいる時は感じることがなく、夢もなく安楽に生きることだけを考えている時に感じるもの。夢があるけど、できるかどうか不安だというのは、夢をワクワク描いていないから。夢をワクワク描くほど、不安はなくなっていく。
なぜなら、たとえ今やっていることがうまくいかなくとも、あきらめずに何度でもチャレンジしようという気持ちになるからである。
勘違い。
どんな状況であっても、不可能ということはない。やる前にできないと決めただけであり、自分が本気でやろうとしないだけである。
何事も自分が不可能と思ったときにだけ不可能になる。それは努力を止めてしまうからである。
企業が目先の利益に走り、社会によりレベルの高い価値・感動を提供できなくなったときに起きる経済現象。
不況時ほど、事業を見直す風潮は強くなるため、商品・サービスだけでなく、企業内の制度・システムなどあらゆるものを改善・向上するための最も良いチャンスになる。
新たな価値・感動を社会に提供できれば、どんなに厳しい不況の中であっても企業は必ず成長する。他の企業の見本となる時である。
常に不足しているものが努力。
商品の開発ができないのも、売上が上がらないのも、努力が足りないからである。事業がうまくいかない時に、「努力が足りなかった」以外の理由はすべて言い訳。事業がうまくいかない理由、つまり問題はいくらでも見つけることができる。小さな店舗でも、洗い出せば500くらい見つかるだろう。
しかし、問題があることがうまくいかない理由ではない。それらを解決し、乗り越えていくための努力が足りなかったことが本当の理由である。うまくいかなければ、その問題を解決するための努力をさらにすれば良い。努力は無限にできる。どんなに努力しても足りないのが努力である。
自分が不都合と考えた時に、不都合は生じる。
自分が不都合と考えない限り、不都合は生じない。不都合な出来事というのは、自分にとって価値がないと決めつけてしまうこと。その出来事を改善、成長の機会と考えるならば、不都合であったはずのことでも価値があることに気付き、反対に都合の良いことになったりもする。
都合が良いか悪いかは、出来事をどうとらえるのかによって決まる。
会社や他人に期待したことが裏切られることによって起こる。蓄積するとストレスになる。期待とは、他人を思い通りにしようとすることである。
しかし、他人は思い通りにならないため、不満となって自分に返ってきてしまう。つまり、すべての不満は、自分自身が創り出したものである。
不満を解消するためには、他に期待せずに自分に期待しなければならない。
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ま行
自己責任の下で、相手に仕事を委ねること。
任せた以上、相手の失敗は自分の責任。任せるためには、自分が見本となり、やって見せてワクワクさせ、分かるように分かる言葉で分かるまで伝えて、相手が自発的に取り組む支援をすること。
任せたのに相手がやらないのは、自分が見本となって示してこなかったから。相手が分からないのは、分かるように伝えていないからである。
また、任せたからといって、知らんぷりすることを放任という。任せるためには支援という姿勢が必要である。
積極的には、社会に価値と感動を提供する上で、さらにより良いものを考え、実行するための基準となるもの。
消極的には、いち早く一定のレベル以上のことができるようになり、同じミスを二度としないためのもの。
今日のマニュアルは、明日のマニュアルではない。マニュアルはそれ自体、さらにより良いものに改良し続けなければならないものである。
たまにしか思い出さない夢。行動しないために、いつまでも実現しない。人の夢はまず幻から始まる。
つまり、幻を夢に変えていかなければならない。幻と夢の違いは、その実現のために行動しているかどうかである。幻を夢にするためには、まず1日に何度も確認することが必要。できれば5分に1回確認する。
そして、今できることからどれほど些細なことであったとしても、そこから始めること。夢を幻にするのも、幻を夢にするのも、その人の気持ち次第である。
見たもの、聞いたものを、これからの自分の行動に活かすこと。
いくら知識を増やしても行動に活かされなければ学んだことにはならない。
また、私たちどんな出来事からでも、どんな人からでも学ぶことができる。特に自分にとって都合の悪いこと、言うことを聞かない人ほど、学ぶことがたくさんある。
今日、自分が何をするかで変わるもの。未来は今日創られる。
未来は、すでにどうなるかが決まっているものでもなく、勝手にやってくるものでもない。 自分が今日何をするのかで未来はどうにでも変わる。
その意味で未来は予測するものではなく、自分がいま創造するものである。他人と過去は変えられなくとも、自分と未来は変えられる。
個人としては、今日一日を社会に価値・感動を与えることもなく、ただ生きること。
企業としては、利益のみを追求し、それによって規模を拡大した状態。国家としては、ただ単に経済のみが発展した状態。
個人においても企業・国家においても、自己の利益のためだけに活動することは、社会にとって無意味どころか弊害をもたらすことになる。
すべての人々の幸せを目指すことにこそ意味がある。
人間の可能性。新たな価値・感動の創造。目標を達成するための方法は無限にある。
そのための時間の使い方も無限であり、その気になれば人脈も無限に使うことができる。人類の歴史とは、人間の持つ無限の可能性の実証である。
無限の可能性によって、不可能を可能にした例はいちいち算えあげられないほど多い。。そして、無限の可能性を唯一否定するものが、「できない」と思う自分の意識である。
自分が無駄と決めただけ。
自分が無駄と思ったときには、いかに他人からみて価値があるものであってもすべては無駄なものになる。無駄にするかどうかは自分が決めている。無駄なものはなく、価値に変えることができる。無駄な失敗はなく、すべては糧になる。
創造とは、無駄を価値に変えることである。
夢、目標がないまま、何かをやろうとしたときに感じること。
自分が無理と決めただけ。無理かどうかはやってみなければわからない。大切なことは、やってみたいと思うかどうかである。
やる前に無理だという人は、やってみたいと思っていないだけである。
権限を行使して、つまり恐怖によって他人をコントロールしようとすること。
リーダーシップのない上司ほど、命令によって人を動かそうとする。そして、命令するほど相手は自発性を失い、仕事をするふりをするようになる。
企業の中においては、命令がなくとも自発的に考え行動する人材を育成することが大切である。命令が多いほど、命令されなければ行動できない人材を増やすことになる。
相手の持つ可能性を最大限に発揮させる支援ができる人。部下や周りの人々をやる気にさせ、元気にする人。メンターの基本的な姿勢は、自ら見本となって行動し、他人を信頼して支援すること。
メンターが重視するのは相手がこちらの言う通りに行動しているかではなく、自発的に取り組んでいるかどうかということであり、そのためにまずは自分自身の行動で示し、どんな相手に対しても信頼の姿勢を崩さず、励まし続ける。
個人のやる気を最重視したマネジメント。
企業の生産性はそこにいる人が自発的に能力を最大限に発揮することによって決まるものと考え、その自発性を最重視する。それは個人の意識に焦点をあてたマネジメントである。
自分が大丈夫だろうと思ったところ。問題は安心感のあるところから起きる。
自分が注意しているところから起こるトラブルは、起こったとしても小さなものだが、自分が注意していなかったところで起こるトラブルは大きなものになる。
企業は成長しているときこそ、盲点がたくさんできる。
毎日確認するもの。
目標を達成する人は五分に一回。一日に百回以上確認する。
人は目標を持つことにって、自己成長をはかり、人生を充実させることができる。そのためには、遠大な目標に向けて、目の前にある小さな目標を一つひとつ達成していくことが大切。
目標を達成してしまったと思うと、バーンアウトする。つまり、行動する意欲、生きる意欲をなくしてしまうことになる。チャレンジ精神を失い、ただ目先の安楽のために働くようになって、最終的には企業さらには国家社会を崩壊させてしまう。
目標は常に先にあって、それに向かってチャレンジし続けるものである
改善、向上、成長、飛躍のチャンス。成功する人は問題を喜び、楽しむことができる。問題がなければ、より大きなビジョンを描いて問題を創り出すことが大切。問題がないと思っていることが、最大の問題である。
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や行/ら行
本来、企業の生産性を向上させるための1つの有効な手段として考え出されたもの。
しかし、自分の役割をこなすことだけが目的化してしまい、他人や他部署が困っていることがあっても支援しない風潮が広まり、結果として企業の生産性を落とす原因の一つとなっている。役割分担はシステムであり、意識が分担されてはならない。
今、自分が何をすべきかを自発的に考え、行動すること。
役割は分担したとしても、それはシステム上の役割に過ぎない。他の役割を担っている人が困っているのであれば、支援するのが当然と考えること。
人間がロボットと違うのはこの役割認識ができるかどうかである。与えられたことをただこなすのであれば、人間はロボットに勝ることはできない。
人間らしく仕事をするということは、自分で役割を考え、自分から行動することである。
やる気は勝手に起こるのを待つものではなく、毎日自分でコントロールして高め続けるもの。やる気は明確な夢、目標を持つことによって生まれ、毎日その確認をすることによって高く維持することができる。やる気がないのは夢、目標がないからである。
夢を実現すると決意して、大きな困難を乗り越える挑戦をすること。
勇気が出ないのは、夢がないから。夢を持つことで、できるかできないか、分からないことに対しても、果敢に挑んでいくことができるようになる。
安楽に生きることを考えるほど、勇気はなくなる。勇気は、伝播する。
他人に勇気を与えるためには、自分の勇気を見せれば良い。
企業理念を共有した人材。
企業の活動目的に共感してその実現のために、自ら持てる能力と可能性を発揮するために入社した人。一流大学を出たかどうかは関係ない。
そのことよりも入社した目的が問題である。入社目的が生活の安定など自己の安楽のためであるとすれば、どれほど一流大学を出たとしても優秀な人材ということはできない。
すべての行動は、優先順位によって決まる。
さらに、何を優先に考えるのかは、企業理念によって決まるものである。企業活動においては、最も優先するのが企業理念である。そうでなければ、企業活動の優先順位は、目先の利益だけになってしまう。
そして、利益を優先しようとするほど、社会的信用を失って、利益を得ることができなくなってしまう。
【第1条】 夢は、自分がどのような状況にあっても、自由に描くことができる
【第2条】 すごいことだけが夢じゃない。身近で些細なことでもすばらしい夢がたくさんある
【第3条】 夢を描く時は、できるかできないかを考えないこと
【第4条】 夢は、雰囲気を感じるほどまで、明確にすること
【第5条】 まわりの人は社会に役立つ夢をもつ
【第6条】 夢は、同時にいくつでも持つことができる
【第7条】 常に、今目指している夢を、一つ以上は持っていること
【第8条】 その夢を考えると、ワクワクすること
【第9条】 夢とは、どんな困難を乗り越えても達成したいものであること
【第10条】 行動してこそ夢。行動の伴わないものは、幻である
すべての人々から感謝される企業。顧客や社会に、価値・感動を提供し続けられる企業。
明確なビジョンに向かって、企業理念に基づき、価値・感動の創造に全社員がすべての能力と可能性を発揮している企業。あらゆる経営指標は、その結果でしかない。
優良企業であるかどうかは、その企業の収益性や成長性、規模などで計るものでなく、企業理念に基づいて、どれだけそれを実践し、そしてどれだけの価値と感動を提供しているかによって計るものである。
つまり、優良企業であるかどうかは顧客ばかりでなく地域や世界からどれだけ感謝されるかによって決まる。
自分の現状をゼロから見直して、まったく新たな発想をする時間。
余暇を取るために働くのではなく、より高い価値と感動を提供するために余暇は取るもの。私たちは、無意識でいると、目先のことに追われてしまう傾向がある。 余暇を取ることによって、冷静、客観的に自己を見直す機会にすることが大切である。
さらに、常に心の中に余暇がある人は、余暇の時間を取る必要がない。
外れるもの。
いかなる有識者であったとしても、将来起こることを確実に予測することはできない。どうなるかを予測することよりも、自分がどうしたいのかが大切。
つまり、予測によって、これからどうするのかをすべて決めるのではなく、夢の実現に向けて、自分がこれからどのような行動を取るのかを決めるための、1つの情報として予測を活用する。
進むべき方向を指し示し、自らが先頭に立って困難を乗り越えて突き進んでいく人。
リーダーは、自らの生きる姿で他人を感動させる。つまり、明確な使命を抱いて行動している姿に迷いがなく、その行動に一切の無駄がない。そして次々と不可能を可能にしていく。
相手が悩んでいる問題に対しては、解決方法を与えるよりも、相手が問題に対して挑んでいく勇気を与える。そばにいるだけで、みんながやる気になる。
リーダーになるための第1要件は、知識や経験よりも、夢を実現することに対する圧倒的に強い「思い」である。
リスクを感じていないときが最大のリスク。
つまり、これまでこの方法でうまくいっていたのだから、これからもこの方法でうまくいくと安心して、同じことを繰り返すことが最も大きなリスクである。
リスクの本質とは、そのような意識である。変化している社会の中では、同じことを繰り返すことは衰退につながる。
事業はうまくいっている時ほど、うまくいく方法を繰り返してしまう傾向がある。それこそがリスクなのである。
相手の話を聞きながら、相手が自分で問題解決していくように導くこと。
人は誰かに考えや悩みを話すことで頭の中を整理することができる。そして整理されるほど原因がはっきりし、解決策が見えてくる。
また、自分の考えに誤りがあったことに自分自身で気がついたりすることもできる。自分で気がついたことは、自発的に改善したり行動したりするが、周りから押し付けられてしまうと、どれだけその考えや判断が正しくとも、ネガティブな気持ちが残ることになり、改善・行動は徹底したものにならない。相手を自発的な行動に導くための1つの技術が、リスニングである。
すべての企業と人間が究極で目指すべきもの。
企業の活動とは理想と現実のギャップを埋めていくことである。理想は自分が今どのような状況に置かれても持つことができる。理想がなければ、私たちは時代の流れに流されるだけの存在になる。
そうではなく、時代の流れを創り、理想の社会を創ることが、私たちが存在する本当の価値である。現状を打破するために理想を持つことは不可欠。
あらゆる仕事は、自分がルーティンワーク(単純労働)と決めたときにルーティンワークとなる。すべての仕事は改善することが可能であり、創造的で楽しいものにすることもできる。仕事が単調でつまらないというのは、改善することによって、無限に生産性を高めていこうとしていないからである。
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